風邪をひいたときには食欲がないからと言って、何も食べたいでいると体力を消耗し、
回復も長引いてしまいます。
そんな時こそ、食事から栄養をしっかりとることが大切です。
これからの季節に役立つ、つらい風邪の症状を改善してくれる食べものをご紹介します。
風邪をひいてしまったときに注意すること
1. エネルギーをしっかりとる
風邪をひくと体力が落ちますので、炭水化物や糖分をとり、エネルギーを補給しましょう。
2. 消化の良いものを食べる
揚げ物や刺激の強い食べ物は胃腸に負担をかけるので避けましょう。煮込んだうどんやおかゆはエネルギー補給になるのでお勧めです。
3. ビタミンを取る
免疫力を高めるビタミンAや白血球の働くを高めるビタミンCを積極的にとりましょう。ビタミンB1は疲労回復効果があります。
4. 水分をしっかりとる
熱があるときには汗をかいて脱水気味になりがちです。利尿作用のあるお茶は避け、白湯やスポーツドリンクで水分補給しましょう。
次に症状別にどんな食べ物がいいのか見ていきましょう。
咳やのどの痛みがあるとき
玉ねぎ:生で食べると咳を沈めてくれます。
大根:はちみつにつけてでる汁をお湯で薄めて飲むとのどの痛みを和らげます。
熱があるとき
プリンやゼリー、ゼリー飲料:食欲がない時に食べやすくエネルギー補給になります。
すりおろしたショウガ:はちみつとお湯を加えて飲むと体内の菌を殺して解熱の効果があります。
オニオンスープ:玉ねぎは過熱すると体内の菌を殺し、代謝を促します。
寒気があるとき
おかゆ、うどん、雑炊:消火がよく体を温めます。ネギやニラを入れるとさらに体が温まります。また卵に殺菌作用があり、栄養価も高いのでおかゆやうどんに卵を入れて食べると効果的です。雑炊だと野菜もとれるのでお勧めです。
とうふ:良質なたんぱく質がとれ、口当たりがいいので、のどが痛い時でも食べられてお勧めです。タンパク質は新陳代謝を高め、体に抵抗力をつけます。
ジャガイモのスープ:ジャガイモのビタミンCは過熱しても破壊されないので、スープにしてとるといいですよ。免疫力が上がります。
まとめ
食べられたら食べるに越したことはないですが、どうしても食欲がない場合には無理して食べる必要はありません。
どうしても食欲がない時には栄養ドリンク、白湯などで水分補給は忘れずに。
ゆっくり休養をとり、暖かくして安静に休みましょう。